海外便り
2024.03.16
ワシントンDCよりお便りが届きました
ワシントンDCよりお便りが届きました
大学を卒業以来 ほとんどの年月をヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカを拠点にして生活してきました。振り返り思い起こされるのは、苦楽を共にした友人や同僚からの心の琴線に触れる言葉や行動であったり、見知らぬ人から受けた優しさです。先日、ワシントンDCにて友人と近所の公立図書館で折り紙を教える機会がありました。Origamiとして世界に普及していますが、今回の私たちの趣旨は折り紙というアートを通して平和について考えみようというものです。平和の象徴である白い鳩を折り、鳩にメッセージを書いてもらいました。印象に残っている作品を紹介したいと思います。(写真)エチオピアとロシアにそれぞれルーツを持つ二人の小学生の少女が鳩に書いたものです。
“Peace - giving someone a compliment.”
“I like peace because peace means kind.”
自分から始まる平和、隣人を想う気持ちが伝わってきます。そして 今日1月24日は教育の国際デー(International Day of Education)、今年のテーマはLearning for Lasting Peaceです。教育の機会をはじめ、多くの不平等が存在する今日、様々な違いを超えて人と人との交流から生まれる前向きな力に、平和を願い行動にあらわそうとする子供たちの姿がありました。
高橋千絵 (39回生)